ある日の午後、食事を終えて皆様がくつろいでおられた時のことです。
れんげの家の畑で、野菜作りを中心になってして下さっている方が仰られました。
「エンドウの前に空いているスペースあるけど、何か植えようか」と。

私はその言葉に驚きと感動を覚えました。
今月に93歳を迎える、この利用者様は、夏はスイカ割り、冬には鍋ができるようにと、いつも皆様が喜ばれる野菜作りを考えておられます。
野菜を収穫するまでには、水やり、肥料やり、支柱を立てたりと多くの作業がありますが、暑い日も寒い日も愛情を込めてお世話されています。

目的を持って、いきいきと作業に取り組まれる姿に尊敬の念を抱かずにはいられません。
どうかこれからもお元気で、れんげの家にお越し下さいネ！！

ニッケれんげの家・加古川　　山田