ニッケあすも一宮 「4月の会議と研修」

今月の会議ではスタッフの表彰を行いました。まずは一年間リスクマネジメント委員としてあすものリスクマネジメントマニュアルを確立した3人です。ヒヤリハットの重要性、緊急時の対応など、毎月の研修に参加し会議でも報告をしてくれました。一年間お疲れ様の意を込めて本社の藤原課長から表彰状授与行いました。毎月の研修から報告書のまとめ、伝達研修ととても大変だったと思います。実際この一年間でリスクに対する意識が職員間でとても高まったと感じます。
次に勤続4年目のスタッフに施設長から景品の授与行いました。今回6人のスタッフが対象となりました。今後もますますあすもの力となってくれることを期待します!

そしてリスクマネジメントの小テストを行い、マニュアルの確認を行いました。
その後は宇井PTによる病院訪問の報告がありました。リハビリテーションでは有名な大阪府の千里リハビリテーション病院に行かれたとのことです。病院でありながらあえてユニバーサルデザインやバリアフリーではなく、「住まい」として考えており、病院の発想を覆す造りになっているそうです。空間や照明にこだわり、患者さんの「居場所」をたくさん作っているとのこと。施設とは病院は違いますが、共通して言えるのはなんでも与えるばかりだと利用者の自己決定を奪ってしまうことになってしまい、ひいては尊厳を奪ってしまうという宇井PTの見解に納得です。入居者様にとって居心地の良い場所を提供していくべきではあるけれど、入居者様の個別性を重視して尊厳を持って接していくべきだと改めて感じました。宇井PTありがとうございました。

最後に佐藤PTから「認知症予防とコグニサイズの有効性」について研修を行っていただきました。高齢になってくると認知症の発症率も高くなりますが、適切なケアを行うと発症を抑えることができるとのことです。その中で有効なものが「コグニサイズ」です。コグニサイズとは体を動かしながら頭を使うことで認知症の発症を遅延させる効果があります。実際足踏みをしながら数を数え、3の倍数のときに手を叩く、という課題を皆でやってみました。頭の中で数を数えていると足を動かすのも忘れてしまいそうになります。まだまだ職員は笑いながらやる余裕も見られましたが、課題は複雑な方が頭を使うので良いそうです。佐藤PT研修ありがとうございました。あすもでもレクの時間にやってみたいと思います。

記 ニッケあすも一宮 鈴木

【掲載画像の無断転用は固くお断りします。】