ニッケあすも加古川弐番館 「敬老会【中編】」

3つ目の演目は、あすも加古川弐番館お馴染み?の“傘まわし”です。

袴を着た職員二人が現れ、元気よく口上を述べます。1人目の女性職員はなかなかうまく回せず…。「がんばれ~!」という応援の声が響きます。失敗しても皆様ニコニコと拍手。満を持して男性職員が勢いよく傘を構えます。

そして…。

「いやアンタも出来ひんのか~い!」と入居者様から笑いのヤジが飛びます。最後はくるくると何回か回すことができ、大きな拍手で包まれ大盛り上がりでした。

 

 

次は「箱の中身は???」。

ダンボールに入った中身を手の感触だけで当ててもらいます。皆様手の感覚がとても鋭く、「コップ!」「これは毛布のようにも感じますけど…バスタオル」「なんや?タワシか?」と次々正解されました。

 

 

そして大トリの中身は…なんと職員T。

入居者様がおそるおそる手を入れると、「何や。人間か?」とびっくりされたご様子。しかし、すぐに「これ…Tさんやろ!」と気付き、おお~っとフロアで観覧されていた入居者の皆さまより驚きの声が上がりました。普段から親しくしている職員なので、すぐ分かったとのことでした。

演目ラストは、マジックショーです。

職員2人がお相撲さんの格好をし、ヒゲダンスを踊ります。

リズミカルなダンスをしつつ、相撲をとったり入居者様と握手をしながらも、ひとりの職員を指名し、中央の大きな箱へ導きます。箱の中に職員が入ると、入居者様に剣をお渡しし、順番に箱をさしていただきました。

皆様ノリノリでしたが、中の職員が心配になってきた頃…、箱の中よりドレスに着替えた職員が元気に登場!無事な姿を確認し、大きな拍手がフロアを包みました。

「ヒゲダンス上手やったなぁ、希望が出てきたわ」「あんな狭い中でようドレス着替えたな~」など、嬉しいお褒めの言葉をいただけたショーでした。

最後は出し物をした職員全員で前に出て、あたたかな拍手をいただき終了しました。

(後編へ続きます)

ニッケあすも加古川弐番館  長谷川

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