8月の勉強会は、介護予防・要介護進行予防をテーマに行い、デイサービスセンター ニッケつどい加古川 機能訓練指導員(理学療法士)の方が講師をして下さいました。
加古川介護村では、施設間の協力もあり、職員研修の充実を図っています。
高齢者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)、『生活の質、生命の質』を高めるために、要介護進行予防は重要な事項です。その中でも、今回は筋力の低下によるリスク、筋力を保つための体重の大切さを中心に学びました。
「加齢により心身が老い衰えた状態」を適切な介護支援により、生活機能を維持するためには、
(1)体を動かす
(2)バランスの良い食生活
(3)お口のお手入れ
(4)人との交流
を心がけます。
高齢者になると、病気になってからのリカバリー力は、体重が重要な項目になります。
その際の指標となるのが、
BMI=体重(㎏)÷身長(m)の2乗
数値が25以上~35未満であり、若年者の指標より少し肥満である位が適切となります。
また、BMIの数値基準を、手を使って簡単に分かる方法『指輪っかテスト』も習いました。
加齢や疾患により筋肉量が減少して、筋力の低下、身体機能の低下をきたすサルコペニアの簡易型チェックを行いました。
研修で学んだことを念頭に置き、ご利用者様に応じた心遣い、お声がけを実践していけるよう、職員一同改めて確認致しました。
ニッケあすも加古川弐番館 黒田