ニッケてとて本町 「身体を労わる薬膳料理~9月は【肺を潤す】」

認知症予防に配慮した食材を用いるもぐもぐ様の薬膳料理の第二弾は、9月9日の『重陽の節句』の日に行われました。
家族の無病息災や不老長寿を願う行事で、邪気を払う力を持っている菊の花を楽しむそうです。

ご利用者様には事前に、薬膳の説明を記載した敷紙を配布しており、菊花はイライラを鎮め、目の症状やそれに伴う頭痛にも効果があると説明されています。

ブリの菊花あんかけのお料理を提供すると、「あれ?なんか浮いてる・・・」と、仰られるご利用者様。そこへすかさず、「よう見てや!これは菊の花びらやで(笑)。ちょうど目に良いらしいから、しっかり食べなあかんで~」と、仰られ皆さんの笑い声が聞こえてきました。

今回のデザートは梨です。梨は【肺を潤して喉の不快を改善する】との事で、空咳、喉の痛みや乾き、炎症などの改善。
また、疲労回復や便秘解消と美肌効果もあるそうです。皆さん敷紙を読んでは頷き、良く噛みしめられています。

どのような効果があるのか知って食べると、より味わい深くて良いですね!
これからもお料理を楽しみながら、健康でいて下さいね。
次回もどうぞお楽しみに!

ニッケてとて本町 食事委員会 橋本

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