ニッケあすも加古川 「あすものひな祭り撮影会」

ブログでの報告が少し遅くなりましたが…
3月は桃の節句の季節でした。
数年前に、入居者様にお雛様とお内裏様の衣装を身に着けて頂き写真撮影を開催したところ、とても好評だったので、再び開催しようと思い立ちました。しかし、それだけでは物足りない・・・以前と違うものを足したい。何かないだろうか?・・・と考えている時、入居者様から昔の嫁入り道具の話、結婚式の時のお話を伺いました。

そういえば雛飾りは、結婚式の様子を模したものです。お人形もさることながら、お道具も、大事な見どころですよね。子ども心に、お人形より、小さいのに精巧に作られた小道具の方に興味津々でした。
そうだ!衣装を着て頂くだけではなく、小道具も用意して入居者様に選んで頂こうではないか!ということになりました。
だけど、人形サイズならまだしも、人間大人サイズの雛飾りの小道具なんてありません(・_・;)だったら、作ればいい!ということで撮影会に向けて、小道具作成計画発動!今回は3人官女が持っている小道具を作成しようと試みました。
雛飾りの3人官女の一般的な小道具は、長柄銚子、銚子、盃(三宝)なのですが、どんなものか検索したり、調べたりと、設計図があるわけではないので簡単でなかったのですが、なんとか、撮影会までには間に合いました。
他に雛飾りには関係ないですが、「打ち出の小槌」「神楽鈴」の小道具もご用意しました。
撮影の際には黒の背景に桜の花を垂らすことで、即席写真スタジオの出来上がり♪
小道具を選択しているとき、「え?手作り?すごい~!」「私、この道具がいい♪」「全部持ってみたい!」と様々な反応がありました。
良い刺激になったのか、皆様ノリノリで撮影会に臨んでおられました。
なぜか、お雛様やお内裏様の衣装だけではなく、新年会用に用意していた「えべっさん」の衣装が意図せずに混じってしまったのですが、これが意外と好評で、「縁起がいいねー」と、その衣装を選択された数名の男性の入居者様がおられました。
嬉しい誤算です。
そんな入居者様のご様子から、今後はもっと衣装や小道具を増やして、スタッフも交えて人間雛段を作ってみたいという野望を持ってしまった、あすも加古川なのでした。

ニッケあすも加古川  住友

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