つどい一宮最後の行事が、「忘年会2日間(2DAYS)」と、最終日の感謝祭です。
忘年会は、職員の忘年会ではなく、ここに来てくださる方達と、私達の忘年会。
いわば、一年の総決算になります。
特筆すべきは、利用者のSさんのキーボード演奏。(昭和の名曲を10曲メドレーで!)
銀羊苑時代から、12年以上利用されている方です。凄いのは、腕前は衰え知らずということ!
そして、Tさんの落語と、ハーモニカ。
座布団と、扇子を用意したところ、これがまたハマッています。円楽師匠も真っ青でした。
Tさんも、銀羊苑時代からの利用者さんです。利用当時は、「要介護4」でしたが、今は「要支援2」になって、元気いっぱいです。ありがとうございました。
職員の出し物で盛り上がり、いつもと違う職員の、「百花繚乱」というべき「仮装」は、時期はずれのハロウィンか!?賑やかに会場を盛り上げました。
一年を振り返る、職員が作る大スクリーンで観るスライドショー。
自分が映っている姿や、行事を思い出していただきました。
そして、恒例の表彰式は、皆勤賞を表彰します。皆これが楽しみで、休むことを惜しんでデイに通ってくださいます。
「週2日以上の利用者であること」
「月はじめの予定回数と同数または、多いこと」
「途中帰宅は、欠席にはカウントしない」
「上の条件を満たした、合計8ヶ月以上の皆勤者であること」
という厳しい条件をクリアした方が、約180名以上の登録者の中から、26名もいらっしゃいました。
最高は、平成23年11月の利用開始から、これまで休まずに通っているNさん。
なんと「60ヶ月連続皆勤」となっています。2年連続「鉄人皆勤賞」として表彰させて頂きました。
上位の方には、銅メダル8個、銀メダル3個、金メダル2個、そしてトロフィー2本が授与されています。
機能訓練で頑張っている方5名も、機能訓練指導員の審査にて選ばれました。
こちらの表彰も、日々の訓練の成果です。来年からの機能訓練にも力が入りますね。
無礼講の中のカラオケ大会は、ノンアルコールビールで乾杯。まるで披露宴会場のように盛り上がりました。
感謝祭を含めて、3日連続の帰宅前の「ニッケつどい時間 平成28年12月31日23時59分、翌日まで15秒前」のカウントダウン。
ちょっと早い、今年と来年の狭間を皆で分かち合いました。
ちょっと早い「あけましておめでとう」と、1年の感謝をこめて、この3日間を終えました。
カーテンコールは、この数年間のスライドショーで流した名曲。いつもの玄関に向かう足取りが、特別なものに感じます。
笑顔で、「ありがとう」と、「また来年」。
大勢の職員で見送り、たくさんの握手、そして喝采…、感謝。
ここに「つどう思い」が、また新しい年を迎えてくれます。
いろんな事情で今日、この場にいることが出来なかった方、そして異動していった仲間もみんな含めて「つどい一宮」です。
だいぶ現場から離れてしまったけれど、この3日間だけはやはり特別。
スライドショーは、これで4回目。表彰式は、平成21年からやっています。
通う方の顔ぶれはだいぶ変わってしまっているけれど、送り出す顔ぶれも、少しずつ変わってきたけれど、積み重ねてきた気持ちは、ずっと変わらないですね。
毎年泊る方も帰宅するこの年末年始。誰もいない「つどい一宮」を眺めながら、こんなブログを綴っています…。
いいですね…。
来年も、素敵な一年でありますように。
ニッケつどい一宮 高橋