ニッケあすも一宮 「8月の会議と研修」

今月の会議では各種報告の後、挨拶マイスターより挨拶の練習を行いました。先月の会議では「挨拶は心の交流の第一歩」とお話がありましたので、まずは気持ちのよい挨拶ができるように挨拶マイスターを手本に復唱しました。
クリンネスマイスターからは以前より指摘のあった浴槽の清掃について、スタッフが皆で意識して清掃に取り組んだ成果として、ご入居者様より「気持ちよくお風呂に入れた」とお声をいただきましたと報告がありました。今後も入居者様が快適にお過ごしいただけるよう細やかなところまで清掃の目が届くように気を付けていきたいと思います。

研修では風ユニットの吉田リーダーより「いきいきリハビリ」について報告がありました。いきいきリハビリとはその人らしさを引き出すリハビリとのことです。認知症のケアではその人らしさを大切にするケアが重要と言われています。本人と楽しく懐かしい話をしながら、手と頭を使う作業活動を行ったところ、認知症の方への有効性が認められたとのことで今回その研修会に足を運び報告行ってくださいました。
旬の食べ物やことわざについて話したり、実際に昔の道具の写真をみて使い方を話したりおもちゃなどに触れ思い出を話したり、いろいろな方法があるようです。
認知症になっても知っていること、できることを引き出すことでその人らしさが出てきたり、また話題の糸口になったりするとのことです。
あすもでも昔の話を皆でしたり、懐かしい歌を歌い当時の思い出を語り合うこともあります。戦時中などの話を聞くと私たちには到底想像もできない苦労をされてきたのだと感じます。今の私たちが快適に過ごせるのはご入居者様たち世代のおかげだと、お話を聞くとしみじみと感じます。次の世代へ語り継ぐことができるよう、その歴史を直接聞けるということは有り難いことですね。
普段話している何気ない会話でもいきいきリハビリに通じるものがあると感じました。意識するともっとその人らしい会話ができるのかと思います。
吉田リーダー、ありがとうございました。

リスクマネジメント委員からはマニュアルテストを行いました。来週のフォローアップ監査に向けてマニュアルを再確認しました。また先月起こった施設の外部侵入による傷害事件から学び外部からの侵入についてマニュアルに追加していくとのことです。そして毎月皆が気付きで出しているサンキュー報告書は、先月よりかなり多く提出があったようです。今後もいろいろなところに気づいて、未然の事故を防ぐことができるようにしていけるようにあすも全体で引き続き意識していこうと思います。
皆様お疲れ様でした。

記 ニッケあすも一宮 鈴木

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