ニッケあすも加古川弐番館 「10月接遇勉強会【言葉遣いについて】」

10月の全体ミーティング後、接遇委員より勉強会を実施しました。
介護や看護、事務スタッフ等全職種を通じて必要となる接遇。接遇とは、相手の要望をくみ取り、思いやりの心をもって接する事です。
接遇の「遇」は「人をもてなす」という意味がある言葉で、言葉の意味からも推測できるとおり、一人ひとりに対し、おもてなしの心を持って接する事が求められます。
今回は、接遇基本五原則「挨拶・身だしなみ・表情・態度・言葉遣い」の中から「言葉遣い」についての内容です。

介護現場での基本となる敬語は、「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」と三つあり、敬語についての知識を深めることが適切な使い分けに繋がり、次の「介護現場で意識する言葉遣いのポイント」がより活かされます。
(1)相手を敬う気持ちを持って接する。
(2)クッション言葉を取り入れる。
(3)上から目線の言葉遣いをしない。
(4)ご入居者様・ご家族様を不快にさせない言葉を使う。
(5)ご入居者様の行動を制限する言葉遣いは避ける。
特に(5)の行動を制限する声掛けについては、スピーチロックに該当することに加え、ご入居者様の尊厳を傷つけてしまいかねないため、日頃より意識して言葉を選び声掛けしていただくことが大事です。

また、言葉遣い以外にも気を付けるポイントとして4つ、
・分かりやすく、ゆっくりと話す
・適切な声のトーンを心がける。
・明るい表情で接する。
・相手の気持ちや体調に配慮する。
まずは、ご入居者様との会話でゆっくり話すことを心がける等、できることから意識的に取り入れることが、よりよいコミュニケーションへと繋がります。
言葉遣いは、あすも加古川弐番館で働く全職員が気を付けるべき内容であり、職員同士がお互いに気持ちよく業務を行えることが、ご入居者様やご家族様に安心感を持っていただける1つの要素であることを勉強会を通じて感じました。
今回学んだ内容を活かし、よりよい施設にしていける様、日々励んでまいります。

ニッケあすも加古川弐番館  高司

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