ニッケあすも一宮 1月研修「急変時の対応」

今月の施設内研修は「急変対応について」です。
昨年よりニッケではリスクマネジメント委員を選出し、毎月講師の方に指導をしていただいて伝達研修を行っています。
急変時の対応についてはリスクマネジメントとも大きく関わっており、今回は夜間に想定される事例をあげてスタッフが実践してみました。急に指名されたスタッフは皆の前で照れながらも、状況に応じた対応を自分なりに考えながら実践しました。今回勉強になったのは「入居者様の命を一番に考える」ことです。裂傷し出血が認められる時、意識がない時、平静と状態が違う時…急変時でも救急車を呼ぶことをためらってしまいがちですが、「あの時救急車を呼んでおけば良かった」とならないように、躊躇せずに救急車を要請するべきということを今回の実践で強く感じました。

そして看護師から病状に応じた痛みの出方について説明がありました。普段から入居者様の状態や性格をよく見て、水分量や排泄の時間間隔、量等観察しておくことで普段と違う
ことにいち早く気づけるとのことでした。今後もスタッフ間での情報共有を密にして、些細な変化も見逃さないようにしていきたいと思います。
最後に掃除機を使用しての吸引器の使い方を教えていただきました。吸引ノズルを新しく購入していただき、接続の仕方や吸引のコツを学びました。いざという時の早急な対応が大切なので、今回の研修を踏まえて対応出来るようになりました。

研修報告をしてくださったリスクマネジメント委員のスタッフさん、講師をしてくださった看護師さん、ありがとうございました。そして事例検討で皆の前で実践してくれたスタッフさん、お疲れ様でした!

記 ニッケあすも一宮 鈴木

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