5月20日、30日と2日間に分けて3年未満の介護職員を対象とした職員研修を実施しました。研修に向けて10年以上の経験を持つ介護福祉士5名が中心となり、自分たちが介護の仕事に就いた頃を思い出しながら、また現在働いている3年未満の職員に何が欠けていて、何を自分たちが伝えたいかを話し合いながら考えて資料を作成しました。
介護の仕事を始めた時のことを思い出してみると、今現在3年未満の職員が抱えている悩みや不安、介護技術が未熟なために解決できない対応などは自分自身も葛藤して乗り越えてきたということを少しでも伝えることができればと内容作成に取り組んでいきました。
あすも加古川弐番館の職員として、目指してほしい姿や日ごろの入居者様への対応時に気をつけてほしいポイントを短時間ではありましたが伝えることができたと思います。
研修を受けた職員からは
「入居者様の立場になって安心感を与えられるように頑張りたいと思います。」
「利用者目線での介助される体験は貴重でした。ひとつの物事すべてに何かしらの理由がありその人に対しての最適を求め続けることが大切だと気付けました。」
「一部忘れていたことを再度確認出来てよかったです。」
「介護の仕事の心構えを学ばせていただきました。」
など、それぞれがまた気持ちを新たに取り組んでくれると期待できる感想が並んでいました。
経験の長い職員も経験の短い職員の行動からハッとさせられ、自分の行動を振り返ることがよくあります。今後も介護職だけでなく施設全体で切磋琢磨して入居者様に安心して生活していただけるように、職員が仕事を続けやすい職場になっていけるように職員一丸となってより良い介護を提供していけるように日々努力していきたいと思っています。
ニッケあすも加古川弐番館 吉崎