ニッケあすも加古川弐番館 「2024年 春の避難訓練」

5月17日、暖かな春の日差しの下、避難訓練を実施しました。
今回は1階地域交流室ミニキッチンからの出火を想定しました。
「火事だー!」
と火災の発生を伝え、初期消火と避難誘導、火災発生の館内アナウンスを同時進行で実施し、消防署員役のスタッフへの模擬通報も行いました。
避難誘導灯の付いている各階の東と北避難口に加え、1階では玄関、フロアから職員駐車場に続く窓も避難口として4か所から避難を行いました。
職員同士も訓練とはいえ、程よい緊張感を持ち、各々が役割を意識しながら、現状確認して臨機応変に迅速に動くことが出来ていました。
訓練後に実施した反省では、
「実際に避難器具を使用してご入居者様を避難していただく時に、どの様に待っていただいたらスムーズに避難誘導ができるのかが分からなかった。」
「避難時には混雑を防ぐ為に並んでいただいた方が良かったのでは?」
と言った避難誘導に関する反省点や疑問点が上がりました。
また、
「排煙窓の開放を忘れている所があった。」
「初期消火失敗を大きな声で伝えた方が良かった。」
など、被害を最小限に抑える為の反省点も挙がりました。
これらの反省点や疑問点は新たな気づきをもらえ、その気づきから「どうすればご入居者様・職員が安全にかつ迅速に避難を行えるのか?」を考える事ができ、次の避難訓練に繋げていく必要があります。
火災や天災はいつ起こるか分かりません。その予期せぬ火災や天災がいざ発生した時にも各職員が安全に・迅速に・慌てずに落ち着いて避難誘導できるよう、今後も訓練時から意識して取り組んでいきたいと思います。

ニッケあすも加古川弐番館  高司

【掲載画像の無断転用は固くお断りします。】