ニッケあすも加古川弐番館 「2月の勉強会【看取りケアについて】」

2月は『看取りケアについての勉強会』を行いました。
“看取り”と聞くと、構えてしまう職員も多いのが現実です。
誰しも人生の終わりはやってきます。
日ごろの介護においても人権や尊厳はお守りしなければならないことを伝えてきていますが、入居者様の人生観や価値観を尊重し、その人らしい最期が迎えられるようお手伝いさせていただくことの意味や私たちの役割を再認識する場ともなりました。
そして、看取り対応となられた入居者様だけではなく、家族様にもお気持ちへの配慮や受け止めをしなければならないことも起こってきます。
入居者様、家族様が望む最期に沿えるよう、介護、看護、ケアマネ、相談員、機能訓練指導員の多職種においてのチームケアが行えるよう、しっかりと知識を深めることができたかと思います。
以前からお伝えしておりますように、職員の経験値も様々ですが“看取りケア”に関しては、経験を積めば慣れるものではないとも思っております。

とはいえ、自分自身で介護施設での仕事を選んで勤めている以上、入居者様の人生の最終段階に触れることで、私たちは何に気づかされ、何を学んだのかをしっかりと心に刻み、介護施設としての役割を果たしていきたいと思います。

ニッケあすも加古川弐番館  松田

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