ニッケあすも加古川 「日曜日のお散歩」

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
私はこの言葉は初耳だったのですが、一緒にお散歩している際、入居者様に教えていただきました。

この日は穏やかな日曜日、お天気も良かったので入居者様にお散歩のお声掛けをし、あすもの玄関を出て「どちらに行きましょうか?」と入居者様に伺ったところ、「前に施設長に連れて行ってもらったそこの神社の庭園が綺麗だったよ。最近は行けてないけどね。」と仰ったので、さっそく一緒に行ってみたところ、お寺の中庭にそれは綺麗な芍薬の花が咲いていました。
そこで冒頭の言葉を教えて頂いたのですが、この記事を書きながら意味を調べてみました。
それぞれ、
『芍薬』は真っ直ぐの茎に花を咲かせるので美人の立ち姿
『牡丹』は横向きの枝から花を咲かせるので座った美人
『百合』は風を受けて揺れる姿が美人の歩く様子
を表しており、女性の美人な様や立ち振る舞いを形容した句だそうです。
趣があり、素敵な言葉ですね。
せっかくだったのでその後も別の入居者様と一緒に、お寺の庭園にある芍薬を見に行きました。
皆様「わぁ、素敵!」と思わず笑顔がこぼれていました♪
男性入居者様はお花より神社の境内にある石碑が気になる様子で、目を凝らして石碑に書いてある文を読んでおられました。この石碑の上には立派なもみじがあり、秋になるととても綺麗に紅葉するそうなので、秋になったら行ってみたいと思います。
また一つ、楽しみが増えました♪

ニッケあすも加古川  五代

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