ニッケあすも市川 「言葉の魔法」

お天気の良い土曜日の午前中。
ご入居者様お二人がなにやら、紙を手にお話をされていました。

「どんなお話をされているのだろう」と思い、聞かせていただくと…
紙にはご入居者様がうたわれた【詩】が書かれていました。

余りに素敵な内容だったので、許可をいただいた上ご紹介をさせていただきます。

 生きるなら迷惑かけぬ日々なりき
 楽しきことのみ願いつつ思ふ
 我が思ひ 思ひのままに生きていて
 これ以上の幸ありはしないネ
 我が人生 まじめに生きて九十五年
 最後を飾るその日を目指して
 努力をば 全部みつめて今がある
 最後を飾る毎日であれ
 良き友に毎日囲まれ うれしくて
 感謝感謝の日々をすごして

「私は人生に感謝しかないのよ。ここにいてこうしてお話をするのも幸せ。ありがとう」
それに対してもう一人のご入居者様は「素晴らしいわね、こうやって詩にするのも」と満面の笑み。
なんとも幸せな空間でした。

私も毎日を大切に、感謝の心を忘れずに過ごしていきたいと思います。

ニッケあすも市川  國友

【掲載画像の無断転用は固くお断りします。】