ニッケあすも加古川&ニッケあすも加古川弐番館 「オムツの研修」

6/27に近澤製紙様にお越しいただき、両あすもの6月度合同研修を開催しました。
コロナ禍以降、外部研修を長らく控えていたので、久々の外部講師による研修、非常に楽しみにしていました。
今回のテーマは「オムツ」です。
研修では、まずはじめにパットの種類や使用方法、吸水等について説明していただきました。
意識せずにそのまま当てるのと、ギャザーをしっかりと立てた上で当てるのでは全然違うことを再認識。
吸水の様子についても、パットに水をジャバっとかけるだけでなく、中のポリマーそのものに水をかけて水を吸っていく様子も目の当たりにして、その質の高さを実感しました。
ただ、これも正しく当てないと意味をなさなくなるため、改めて商品を正しく使用することが、ひいては入居者様の安眠や快適、およびスタッフの負担軽減にも繋がるのだと感じました。
続いてはリハビリパンツを実際にスタッフが履く体験をしました。
入居者様に履いていただくことはあっても自分では履くことはありません。
なので、照れつつもスタッフもズボンの上から履いてみました。
その上で、正しい履き方をご指導いただき、そのまま履くのと、しかるべき方法で履くのとではこれまた全然違うと身をもって体感。
最後はオムツの当て方を実技形式で教えていただきました。
鼠径部を意識してしっかり沿わせて当てるとフィット感が全く変わることが一目瞭然!また、サイズについても、これまで選択していたサイズが本当に入居者様に合っているのかも今一度考えさせられるきっかけとなりました。
正しい装着ができていればもしかしたら今とは違うサイズの方がいいのでは?再度施設に持ち帰って検討しなければ!とさっそく感じた次第です。
漏れるのはオムツやパットの正しい当て方ができていないということも一つの大きな要因であり、正しい商品を選んで正しく装着する、これが非常に重要であり、つまるところ使用するスタッフが正しく商品を理解していなければ意味がありません。
そんなことを言っている私自身がいかに浅はかだったかを痛感しつつ、しかしながら改善の余地が大いにあることも実感し、そういった意味で非常に嬉しく、大変に有意義な講習となりました。
より良い環境を作り上げていくために、今回の内容を伝達講習で現場に落としていく予定です。
お忙しい中貴重な機会を設けていただき、近澤製紙所様には心より感謝申し上げます。

ニッケあすも加古川  宇井

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