9月10日の会議でリハビリスタッフによる移乗の研修を行いました。
拘縮といって寝たきりや長い間身体を動かさないでいたために関節の動きが悪くなった状態になる方もいらっしゃいます。
その場合、手足の関節を動かすときに痛みが出てご本人様が辛い思いをするとともに介護を行いづらくなるため、介護側の負担も増えます。
そのため、指先に強く力が入りがちになってしまいますが、手のひら全体で介助をするようにしましょうと話がありました。
持ち上げない介護が推奨されていることは以前のブログでもお伝えしましたが、タオルをご入居者様のからだの下に敷きタオルを使用して移乗を行う場合もあります。
持ち上げない介護が推奨されていることは以前のブログでもお伝えしましたが、タオルをご入居者様のからだの下に敷きタオルを使用して移乗を行う場合もあります。
持ち上げることになるため介護側の負担も大きいのですが、実際は腕で支えるよりも支持面が広くなるため安定感が増します。
摩擦がなくなるため褥瘡が出来ている方には有効です。
タオル移乗を体験していただき、安心して身を任せられたのか「楽しかった。」というスタッフもいましたが「落とされるのではないかと怖かった。」と恐怖感を感じたスタッフがほとんどで、実際ご入居者様はどのように感じているのか?ということが分かったと思います。
たまたま通りかかった髙橋本部長にも体験していただいています。
研修を通してさらにスキルアップを図り、ご入居者様により良いケアを提供できるよう努めていきます。
ニッケあすも一宮 松下
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