ニッケあすも一宮 「看取りケア」

先月の会議にて看取りをテーマとした施設内マニュアルについての研修を行いました。

*自分が死を迎える時は病院が良いですか?住み慣れた場所が良いですか?
学生時代に講師から質問されたことがあります。

この質問には多くの方が住み慣れた場所が良いと答えるかと思います。
『住み慣れた場所で自分らしい最期を迎えることができる』ということが理想です。
最近では病院だけでなく自宅や介護施設での看取りが注目されており、そこで必要とされるのが看取りケアです。

看取りケアにおいての介護職の役割は身体面のケアや精神面のケアがあります。
そして入居者様本人だけではなくご家族様のサポートも含まれています。

入居者様自身は「家族に迷惑を掛けたくない」と考えている方が多いです。
一方でご家族様は「充実した人生の最期を送ってほしい」と考えている方が多いと思います。
このギャップを埋めるのも介護職の役目だと思います。

入居者様の最期をいかに幸せなものにするか、ということが介護職の役割でありケアの集大成とも呼ばれています。
入居者様はもちろんご家族様の思いを大切にし、お互いに納得した最期を迎えられるようサポートさせていただきたいと思います。

ニッケあすも一宮  松下

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