毎月ニッケあすも一宮では全体会議を行っています。
会議の中で、2つの研修を行いました。
1つ目は、看護師による感染症対策の研修です。
自ら、処理対応時の服装をまといながら、細かくスタッフに指導してくれました。
このような時期ですので、スタッフも熱心に聞き入っておりました。
現在、感染症対策研修、加湿器増設、ご訪問者のマスク及び手指消毒を実施しておりますが、今後も感染症対策の基本、スタンダードプリコーションの意識をもって取り組んでいきたいと思います。
2つ目は、株式会社モルテン様による、ポジショニングを中心とした体験型の講習会です。
以前、私が参加した研修で熱血理学療法士の先生が、”寝たきりの方は、何も言わずずっと耐えておられる。それがどれだけ忍耐強い事でしょうか” と熱弁されていた事があります。
その言葉は心に刺さり、それ以来特にポジショニングの重要性を意識しています。
今回、スタッフに配慮の無い”寝かされる””起こされる”がどれだけ苦痛なのか体験してもらいました。
少しの配慮で気持ち良く寝る事ができる。
配慮の無い介助にて、寝る事が耐え忍ぶことになる。
その2点を理解してもらえたと思います。
最後になりましたが、多くの道具を持参して分かりやすい研修を行っていただいたモルテン担当者様、スタッフに情熱指導してくれた看護師さん、本当に有難うございました。
記 ニッケあすも一宮 小川太一