ニッケ・ケアサービス中部エリア 「内部監査」

毎年この季節になりますと、お盆とともにやってくるものがあります。
それは、ニッケ・ケアサービスのリスクマネジメント委員会による、「内部監査」です。
リスクマネジメント委員会は、関西、中部、関東に存在するニッケ・ケアサービスの介護施設にまたがっている組織です。
施設毎に委員がいて、介護事故やそれになりうる可能性のある「ヒヤリハット事例」の検討、マニュアルの作成、教育を行っています。

その委員会での通年の取り組みとして、「内部監査」があります。
今年は、「感染症マニュアル」の内容についてのものでした。対象者はニッケ・ケアサービスで働く現場職員全員。
感染症マニュアルについて、皆がどこまで内容を読み込めているのか?理解しているのか?はたまたそのマニュアルは
その現場に適したものであるのかを口頭諮問や、実技等を行いこうか監査します。
写真は、「正しい手洗い」の仕方の実技です。当たり前のように行っている手洗いの動作も、一連の動きを監査員に
見てもらうとともに、その動作の説明まで行います。
自分の動作をチェックされるのはとても恥ずかしいことで、誰しもそれを見られたいなんて思いませんが、それをあえて
行うことで、自分を知る、自分の施設のレベルを知る、内部監査を行うことで、自分の施設が内部監査の基準に適合しているのか、不適合なのか、緊張しますが、これはニッケ・ケアサービス全体の介護レベルを維持、向上させるための取り組みです。
私達の介護の質は自分たちで担保していかなくてはなりません。
自分達で、自分達のサービスの質をチェックしていくことで絶えず一定以上のレベルを保っていくのです。
終わることのない取り組みですが、こうやって組織全体の取り組みとして行っているものがあるというのは実に素晴らしいと思います。
おかげで、関西、中部、関東と地域は異なっていても、ニッケ・ケアサービスとしてサービスの質を統一・維持することができます。
どの施設でも安心して、一定のレベルの介護サービスを提供できるようこれからも私達は努力していきます。

介護事業本部  髙橋

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