6月15日に「あすも」にて起工業高校の生徒たちによるジャズ演奏会を行いました。
生徒さん達が23人、早くから楽器の運び出しやセッティングなども行い、14時の開演時には普段は居室にて休まれている方や入居者様のご家族まで多くの方が集まり、とても賑やかに始まりました。
ジャズの定番「ムーンライトセレナーデ」に始まり、「星に願いを」と続きます。大きな管楽器の音にびっくりしながらも、高校生といえども完成度の高いジャズの生演奏に会場が飲み込まれているのを感じました。
顧問の先生が指揮、時折笑いもありのMCもされて、ところどころで演奏者の紹介をしてくださいました。
少し照れながらも紹介時にお辞儀をする高校生は皆さんあどけなくかわいらしいのですが、演奏になると表情が変わり真剣そのものでとても格好よく演奏されていました。
東京スカパラダイスオーケストラのCMでおなじみの曲では手拍子で盛り上がり、映画「アラジン」の主題歌「ア・ホール・ニュー・ワールド」も映画の情景が浮かぶようでした。
あっという間にラストとなり、「サウンドオブミュージック」より「私のお気に入り」という曲で惜しみながらも最後となってしまいました。
普段ジャズを聴かれることは少ないかもしれませんが、耳にしたことのある音楽ばかりで楽しめましたし、いろいろな楽器が奏でる音や、学生たちの元気さ、バンドの音の一体感を間近に感じる貴重な体験ができました。
起工業高校の皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました!
記 ニッケあすも一宮 鈴木