ニッケあすも一宮 「感染症対策研修と誤嚥時の対応について」

11月の研修では感染症対策研修を行いました。
まずはユニットリーダーより嘔吐物発見から処理の仕方まで、流れの見本を行ってもらいました。
その後は衛生委員を中心に、手順を皆で確認しながら実演しました。
自分が感染経路にならないよう防御をし、感染キットの準備を迅速に行います。
何をどこから持ってくるのか、必要なものが何なのかを確認し、汚物の除去にとりかかります。
処理範囲を広げない様に注意しながら、汚物を回収し、消毒をします。
袋に汚物を入れる際や、防御用のガウン、ディスポの取り方なども、感染を意識しながら清潔と不潔をわけてとりかかりました。

毎年感染症が流行する前に研修を行っており、今年も職員が一丸となって予防をしていきたいと思います。
感染症者が出ない様、そしてスタッフも媒介者とならないよう今日の研修を以て意識を高めることができました。

その後は看護師による誤嚥時の対応について研修を行いました。
食事時には誤嚥や窒息のリスクは高くなり、もしもの時は、早急な対応が必要になります。
そこで、介護士がすぐに出来る誤嚥対応として掃除機を使用して行う吸引と、ハイムリック法について教えていただきました。
とっさの際の異物除去には効果的とのことです。
その他にも背部叩打法による叩き方、叩く位置なども細かく教えていただき、誤嚥、窒息などの際には心強い研修となりました。

感染症、誤嚥には十分気をつけ、予防できることが一番だと思います。
皆様お疲れ様でした。

記 ニッケあすも一宮 鈴木

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