ニッケ・ケアサービス 「施設管理者研修」

ニッケ・ケアサービスは社員教育に力を入れるべく活発に動いています。
先月は新人研修(年3回程度を予定)、中堅~リーダー研修(1年スパンで6名のグループ研修を2か月に1回)をスタートさせ、今月は、エリアを問わずの施設管理者研修を1泊2日(10/11,12)で行っています。

初日は施設管理者としての資質の根っこの部分にある基礎編。
職場のハラスメントや、怒りの感情のコントロール、クレーム対応の研修を外部講師を招いて行いました。

初日途中からはニッケ・ケアサービス管理部が講師となり、労務管理、キャリアアップ制度についての解説。2日目には労務総務編の応用、経営管理編と続きます。
いずれも、この会社の施設管理者ならば知識として押さえておいてもらいたいところですので、教える側も聞く側も真剣になります。

そして、「施設管理者とはなんぞや?」という職制編では、ニッケ・ケアサービスでは長きにわたり教育部門を担ってきた現任の施設長が、施設管理者がなすべき役割を理論に基づいて講義しました。

最後は精神的なところとして、心得編。ニッケ・ケアサービスが求める管理者像について哲学として、筆者が僭越ながら担当させて頂きました。

わずか2日間の研修ではありましたが、参加した者にとっては得るものが大きかったのではないでしょうか?
施設管理者は中間管理職。とても厳しい世界ではありますが、一生懸命やればどんな仕事よりもやりがいがある仕事だと思います。

この会社だけでなく、これからの超高齢社会を支えるのは私達高齢者事業者なのです。
どこの介護施設も正直、人手不足で困っているのは現状です。
ですが、人がいない現状に私たちは立ち向かわなければ先がない。
ニッケ・ケアサービスは教育の充実をもって、その現状に挑みます。
それぞれの立派な施設管理者が、教育と経験を武器にその施設の利用者と職員を守って、「地域にとって最も頼りにされる施設」へと導きます。
周囲の関係者の多くを味方につけて、この混沌とした超高齢社会に一筋の光を照らす、そんな未来が私にはこの日見えたような気がしました。

介護事業本部  高橋

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