「牛乳はきっちり計ったから大丈夫だぞ～！」
「全体がよく混ざるまで、しっかり混ぜなくちゃね！」

「私が粉を入れるから、しっかり混ぜてくださいね！」 

「ゆっくり、入れてよ～！」

出来上がった生地を玉じゃくしですくい、丸い形になるようにゆっくりとホットプレートに流してじっくり焼きあげます。

「まぁるい形にするのって、案外むずかしいわねぇ。」 

「狭いけど、ここにもう1枚、焼いちゃいましょう！」

パンケーキを焼いている間にトッピングの準備をします。
生クリームに砂糖を入れ、ハンドミキサーでホイップし、
バナナは薄切りにカット。粒あんを缶切りで開けて、取り皿に移し替えます。

焼き上げたパンケーキを食べやすく４等分し、お皿に盛り付けます。

「４等分になるように、きっちり切れるかしら？」

今回はバイキング方式でご自分のパンケーキの上に粒あん、ホイップクリーム、バナナをトッピングしていただきました。コーヒーや紅茶を添えて完成です。

「家ではなかなかこんなおやつは作らないよね。」
「おいしい！もっと食べたい！」「思っていたよりおいしいわ！」などなど、いろいろなことをお話しながら職員も含めておいしく楽しくいただきました。

今回も大満足のおやつでした。ごちそうさまでした！

さて、ニッケれんげの家・加古川にはこのたび管理栄養士の資格を持つマルチな職員が配属されました。「ランチクッキング」「手作りおやつ」をさらにパワーアップして参ります。

現在、「ランチクッキング」と「手作りおやつ」を月に３日づつ計６日間、機能訓練の一環としてレクリエーションに取り入れ、企画・実行しております。

デイサービスのレクリエーションは同じようなものになりがちなこと、またコンビニやスーパーマーケットで食べたいものがすぐ手に入るという現在の日本であるからこそ、毎回利用者様に負担の少ないメニューを考え、「自分の食べるものは自分で作る」という基本の生活レクリエーションのひとつとして、これからも続けて参ります。

ニッケれんげ加古川　　石見