6/26(月)第6回いきいきカフェ嚥下障害における基礎講習会を開催しました。
今回も摂食・嚥下障害看護認定看護師の小酒井千代美先生に講師をしていただきました。
食事介助は命綱であり、高度の技術が必要であることを踏まえ、安全な姿勢・適切な食形態、食器、食具・介助のポイント・嚥下法の選択を学びました。
介助ではスプーンを使う場合も多く、お粥を食事介助し続けると、唾液に含まれるアミラーゼがデンプンを分解し、お粥をショビシャビ(離水)させてしまいます。
私たちも経験上、水分が多くなったなぁと思いながら、介助してきました。
これからは、小鉢に小分けしながら、スプーンも取り替えて介助します。
今回、スプーンテクニックの基本、視覚情報を入れ、五感の活用をする勉強と
体験をしました。
これも実践で活用していきます。
体験をしました。
これも実践で活用していきます。
高齢者や体力の落ちている人、赤ちゃん等は、吐き出す力が弱い為、気管に入って
肺炎になるケースもあります。
寝ている時、唾液が無意識のうちに気管入っており、じわじわ入る為、咳が出ない
不顕性誤嚥もあります。
ムセて咳が出る等の反応がない場合でも、痰が多く、咳がゴロゴロ言う、
食事に時間がかかる、元気がなく、だるそうにしている、微熱等を出しやすい等の症状に
気が付けば、肺炎などの可能性もあります。
とろみのついた水分、ゼリーも試食体験しました。
以前は澱粉でとろみ剤を作っており、澱粉が勝って美味しくありませんでしたが、今は、味を変えず、おいしくとろみをつけられます。
味、色、臭い、喉ごしなど実感できました。
大変勉強になり、これからの介護に役立てていきます。
先生ありがとうございました。次回も嚥下指導お願いします。
先生ありがとうございました。次回も嚥下指導お願いします。
皆様も、お時間がよろしければ、是非参加して下さい。
てとてニッケタウン 北島
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