私は以前特養で看取り介護をさせていただきました。その時に生きるエネルギーは口から摂る栄養が欠かせないと知りました。

私もこの仕事をしながら、医療発展によって色々な方法があることを知りましたが、でも口から摂る一口の食事にかなうものはありません。それはご本人の表情に現れますし、家族の喜びに変わり、その喜びがご本人の生きる活力になります。
人がより良く生きるためのエネルギーは「摂取カロリー」では測れない不思議な法則があることを私は学ばせていただきました。

だから私は食事に関しては、他の何よりも口うるさくなります。スタッフから「食事だけかな～」との苦言が聞こえてきそうですが(笑)

高齢の方は基本的には食事量が減ってきます。これは自然の成り行き、私自身も実感しています。
体調を崩したり、ましてやターミナルの時期に入ったりした状態であれば尚更です。
周りは元気になって欲しいから「食べて、一口でもいいから」と一生懸命勧めます。その時に「一口食べてみようかな」と思って貰える食事が目の前にあるかどうかが重要です。

そんな想いを「西洋フード・コンパスグループ(株)」様にご理解いただき、一生懸命ご対応いただいています。
今日は味に課題のあったカレーライス。私の厳しい検食を見事クリア！！花丸です＾＾
西洋フードのスタッフの皆さんも本日会心の笑顔です。
お食事はただ栄養を摂取するというだけにとどまるものではなく、こうして笑顔の連鎖も作ることが出来る、本当に素敵な時間です。

ニッケあすも市川　　西