毎年、この時期になると近くの氏神様の酒見神社の宮司さんを招いて、「健康長寿」のお祈りをささげて頂いています。
海の幸、山の幸を捧げものとして捧げて、神様をこの場所へお呼びします。
酒見神社はかなり格の高い神様がいる社です。ここに参ることは一宮今伊勢にいながらにして、伊勢神宮に参ることに等しいことだとか。
皆さまでお祈りを捧げ、榊を祀っています。
二拍手一礼の礼儀は皆さん、しっかりとご存じです。私たちよりも様になる方が本当に多い!
宮司さんから賜った言葉として、「歳をくう」という言葉がありました。
「歳をくった、もうあかん」とか、あまりいい言葉ではない印象のある言い回しですが、 「歳をくう」とは、とてもありがたい言葉だそうです。
「いきとしいけるものは、すべて他の生きるものを糧にして生きている」
「普段当たり前のようにして食べる対象の生き物に対して感謝をこめて「くう」のです」
「そうすることで年月を重ねる=徳を積む=歳をくう」
なんとも良い言葉ではありませんか。
私たちは、確実に「歳をくって」いて、とく徳を積んでいるのです。
日々に感謝しなければいけませんね。
ニッケつどい一宮 高橋