ニッケあすも加古川 「敬老会」

9月15日、ニッケあすも加古川において日頃の感謝の気持ちを込めて敬老会を執り行いました。
午前の部は施設長の挨拶から始まり、まずはご入居者様に対して表彰状と記念品を贈呈し、その際に御家族様や職員とともに記念撮影。
少し恥ずかしそうにされる方や、元気にポーズをとられて写真に納まる方、感極まって涙を流される方など様々な感情がフロアに溢れ、バタバタ感もありつつ(汗)、会場は温かな空気に包まれました。
少し落ち着いたところで、今度は趣向を変えて紅白チームに分かれて玉入れ合戦です!
敬老会の全てが受動的になってしまうよりも、能動的に参加していただく形があってもいいよねという意見が職員間の話し合いで上がり、季節柄運動会シーズンでもあるため、じゃあ「紅白玉入れ合戦」と題して身体を動かしていただこう!となり、玉入れを盛り込みました。
カゴを持ちヘルメットを被った怪しい人間がご入居者様・ご家族様の間を動き回り、「せーの!」の合図とともにさぁ投げます!さすが、あすも加古川の素晴らしいカラーでもある運動やレクに積極的な皆様の心に火がつき、カゴをめがけて一心不乱に投げること投げること!あっという間にカゴの中がいっぱいになるくらい皆様しっかりと身体を使って投げておられました。
玉入れ合戦作戦、大成功!
玉入れ合戦の後はお昼ご飯。ご家族様もご一緒に召し上がっていただきました。
デザートはバイキング形式で用意し、いつもとちがった用意にご入居者様も興味津々、そして非常に喜ばれておられるご様子(^^)
しばしゆっくりしていただき、午後の部は「ら・マロン」様をお迎えしてギターとマンドリンの演奏会です。
知っている曲は口ずさみつつ、耳馴染みのある優しい音色に浸っていただきました。
お忙しい中お越しいただいた「ら・マロン」様、素敵な音楽を本当に有難うございました。
泣いて笑って最後は心地よい気分になって、振り返ると五感をフル活用した敬老会となりました。
式が終わり、「ありがとう」と涙ながらに言ってこられたご入居者様もおられ、それを聞いてこちらも嬉しくて涙ぐみ(歳とともに涙もろくなってきました)、終わった後には何とも言えない豊かな気持ちが心に残りました。
あすもにいる中でいつも思うのですが、我々の方が日々学ばせていただいて成長させてもらっており、感謝すべきはこちらなのですが、こうして「ありがとう」の相互関係が生まれる場所って本当に尊いな、と改めて感じた夏の終わりのひとときでした。
今日にかぎらず、あすもにいる皆様にとって少しでも心の彩りが鮮やかとなる場所でありますように。

ニッケあすも加古川  宇井

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