普段のバランスの取れたお食事も好評ですが、『たまには回らないお寿司をお腹いっぱい食べたいね!』という一言から、今回の寿司パーティーが企画されました。
今回は近隣の人気店から、新鮮なネタをたっぷり仕入れてきました。
BGMはもちろん昔、流行ったシブがき隊の「スシ食いねえ」を流し、お品書きをスタッフが作り、寿司屋の大将は頭にねじり鉢巻きと清潔な白いワイシャツに身を包み、会場がお寿司屋さんのような香りに包まれると、皆様『今日は何の日だったっけ?』『いい匂いがするねぇ』とソワソワしたご様子です。
利用者様はお一人ずつカウンターの向こうにいる大将に注文して頂きます。皆さま恥ずかしそうに並ぶと「へい!らっしゃい!何しましょう」と奥から聞こえました。お品書きを真っ直ぐ見つめ「まぐろと海老と…」「あと、サーモンとカッパ巻きも!」皆さまの顔がとても嬉しそうです。
いよいよ実食!
目の前に並んだ色鮮やかなマグロ、サーモン、玉子を見て、皆様の目がパッと輝きました。
普段は小食なA様が、この日はパクパクと5貫も完食!
「昔はよく家族で食べに行ったんだよ」と、思い出話に花を咲かせるB様。
認知症の症状により普段は口数が少ない方も、『おいしいね』とニッコリ微笑んでくださる姿が非常に印象的でした。やはり『好きなものを食べる』という力はすごいですね。
認知症対応型デイとして、安心・安全にも配慮しました。
ネタを細かく刻んだり、シャリを小さめに握り直したりと、お一人おひとりの嚥下状態に合わせた配慮を行い、利用者様全員がそれぞれお好きなお寿司を注文し、好きなネタは2個、3個注文される方や、生ものは苦手な方も玉子や海老、いなり寿司など、利用者様全員が同じテーブルで楽しめるよう工夫しました。
お腹も心も満たされた、最高の1日となりました。
れんげの家・加古川では、これからも利用者様の『やりたい』『食べたい』を形にできるよう、五感を刺激する楽しい企画を続けてまいります!
ニッケれんげの家・加古川 大西