こんにちは、あすも市川です。
10月に入り朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。
あすも市川では9月末に10月のカレンダー作成を行いました。
10月は世間ではハロウィンのイメージですが、私たちが子供の頃にハロウィンがなかったように、入居者様にもなじみが薄く、創作意欲にも結び付きにくいのでは…
やっぱり10月は実りの秋ということで、りんごや柿、梨などの昔ながらの果物が安心しますよね?
しかし、提案する方からするとちょっと地味な感じがしますので、すこーしカッコをつけて(?)今風にシャインマスカットや巨峰、ピオーネなどがあるぶどうに走りがちです。
実際昨年のカレンダーもぶどうだったと認識しています。
そこで今年の10月は・・・やっぱりぶどうです(笑)
しかし、安心してください!作成方法は毎回違いますよ!
今年はシンプルにぶどうの実の〇を折り紙で型抜き。グラデーションするように色違いを作っていく方法で、単純ながらも結構お手間のかかる作業ととなりますが、手作業な大好きな皆様はやる気に満ちています。
ここ数日元気がないかな?と感じられたご入居者様でも、やる事をお願いすると、一心不乱に作業に取り組み「もっとちょうだい!」とこちらが止めないといくらでも作っていく勢いでした。
高齢者の方に必要な「きょういく」と「きょうよう」、それは「教育」と「教養」ではなく「今日行くところがある」と「今日用事がある」ということです。
行くところはもちろんあすも内なので与えられませんが、用事を作って、「私たちの工作にはあなたの力が欠かせないです。頼りにしています」という気持ちで、ずっと元気に活動していただければと思います。
できたぶどうの実は貼り付ける際にも、自分たちで「べったりとつけない方がいい」や「色違いに並べた方がいい」、「先っぽは濃い方がいい」など相談しながら作成されていました。
完成した出来栄えに皆様満足したようで、笑顔もいっぱい実りました!
ニッケあすも市川 鴨川