日々、入居者様は個別のリハビリを頑張っておられます。
この日は歩行訓練、下肢筋力のトレーニングの真っ最中です。
いつも「歩けるように頑張るねん(^^♪」と意気込んでおられる方も、少し体調に変化があると、気分も落ち込み、やる気がなくなったりします。
ですが、リハビリの際に気持ちを通わせ、ゆっくり時間を共にすることで、“また頑張ろう！”と思っていただけるように励まし、支え続けていきます。これからの人生まだまだ諦めることなく前向きに取り組んで頂きたいと、色々なメニューを考えています。

リハビリは室内だけで行われることなく、外へも出て、でこぼこ道や自然な段差なども日常生活でありふれた障害物の中でも訓練します。
この日は入居者様のお好きなお花を買いに行きました。
“リハビリをしている、頑張らなくちゃ”　と大変なイメージで訓練するだけでなく、自然と楽しみながらの訓練も行います。入居者様も「お花がいっぱいあって、嬉しい」と目をキラキラさせていました。

ここで、私からのワンポイントアドバイス♪
歩行の際には足をしっかり上げて、踵から地面に着地するように意識してみてください。リハビリ用語で踵接地と言います。そうすることで足の振り出しが良くなり、転倒のリスクがかなり軽減します。転ばぬ先の杖ですね。
つま先から降ろすと、すり足になりやすく、足が引っ掛かりつまづくことがあります。
いつまでも自分の足で元気に歩いて、毎日を楽しく穏やかに過ごしていきましょう。

これからもあすも加古川の皆さんと一緒に日々、楽しくリハビリに取り組んでまいります。

ニッケあすも加古川　機能訓練指導員　高野