こんにちは、あすも市川です。
六月に入り強い日差しも多くなってきましたが、6月8日のあすも市川では、入居者のみなさまに書道を楽しんでいただきました。
以前は書道クラブを行っていたのですが、コロナの影響で開催できなくなっていました。
しかし楽しみにしてくださっていた入居者様も多くみえましたので、改めて今回、クラブという縛りではなく、各フロアで皆様に参加していただく形で行いました。
今回は書道の先生はお呼びしていないので、お手本を用意しております。
お手本は「六月」、「初夏」、「梅雨」、「早苗」、「紫陽花」、「あじさい」の六種類です。
はじめは「うまく書けるかしら」「自信がないなあ」となかなか筆が進みませんでしたが、スタッフ齋藤が率先して披露。
できあがった見事な「あじさい」を見て、皆様も続々と筆を手に取ってくださいました。
書き出してみると、真剣なまなざしで筆を進めており、中には車椅子から立ち上がって本格的な書き姿を見せてくださる方も。
自ら半紙を折って目安をつける方もいらっしゃいましたし、お手本に縛られず、いろはにほへとちりぬるを…と見事ないろはうたを書いて下さる方もみえました。
今は書道をやる機会は学校くらいですが、まさに「身体が覚えている」というのはこの事で、皆様の個性あふれる見事な筆文字に、見ている人まで心が踊るようでした。
また今までに見せたことのない色んなお姿を見ることができ、スタッフもとても嬉しく思っております。
道具の数に限りがあるため、交代で筆をとっていただきましたが、「人が書いているのを見ていたらまた書きたくなっちゃったわ!」と再度机に向かう方もおられ、「ちゃんとした習字を習いたいわね」との声も聞こえした。
また書道の先生をお呼びして、皆様で習ってみるのも楽しそうですね。
皆様の嬉しそうな表情に、ここまで盛況になるとは思っておらず、これは定期的に開催していきたいとレク委員一同の励みにもなりました。
今回は六月にちなんだ言葉をお手本として用意させていただきましたが、また季節折々の言葉を日本ならではの筆文字で楽しめるよう、ご用意させて頂きますね。
次回の開催が私たちも楽しみです。
ニッケあすも市川 池田