ニッケあすも一宮 「新年会」

1月18日に新年会を開催いたしました。

例年、ご家族様をお招きして行っておりましたが、新型コロナウイルスの感染予防のため、敬老会に続きご入居者様と職員のみのスタイルでの開催となりました。
昼食は新年の行事食として赤飯やお刺身などの祝い膳を用意させていただきました。
お食事を召し上がっていただいていると職員が扮した獅子舞が各フロアを周りご入居者様と記念撮影を行いました。
獅子舞は幸せを招くとともに疫病退治や悪魔祓いとして古くより伝えられています。獅子に頭をかまれるとその年は無病息災で元気で過ごすことができる、という言い伝えがあり、語呂合わせで「獅子が噛みつくと神が付く」という縁起かつぎの意味もあるそうです。
獅子を見ると「わ―!」と声を出して驚かれているご入居者様もいらっしゃしました。
食後のおやつとして、和菓子処『稲豊園(とうほうえん)』の今年の干支の牛をモチーフにしたお饅頭をお召し上がりいただきました。
「かわいくて食べるのがもったいない」「息子に見せるまで取っておきたい」と、喜ばれているご様子でした。
食事をお召し上がりいただいた後は新年会レクとして福笑い、書き初め、かるたを楽しんでいただきました。

お正月の定番の遊びですが、それぞれに意味合いがあるようです。
福笑いのベースであるおかめは「福を招く神様」、ひょっとこは「火を守る神様」とされており、親しみを込めて福笑いにも用いられるようになったと考えられます。

お正月に笑いを呼び込む一つのコミュニケーションツールとして定着していたのかもしれませんね。

指で各パーツの場所や寸法を確認しながら、一つ一つ正確に置かれるご入居者様もいらっしゃいました。
福笑いをするにも、その方の性格が出るものなのだと感じました。

書き初めは字がうまく書けますように、という願いが込められています。
「寿」「福」「令和」「賀正」のお手本の中からどれにしようと選ばれ見本を見ながら皆様上手に書かれていました。
書かれた作品は廊下に掲示させていただきました。

かるたはポルトガル語で「カ―ド」という意味の「カルタ」だと言われ、子供がひらがなやことわざや生活に必要な知恵を遊びながら覚えられるようにと一種の教材として考え出されたそうです。

例年とは異なるスタイルではありますが、無事に新年会を終える事が出来ました。
次回の敬老会でも皆様に喜んでいただけるよう、スタッフ一同頑張ります。

寒い日が続いておりますが、ご入居者様が健康で明るい生活を過ごせますよう努めてまいります。
今年も一年よろしくお願い致します。

ニッケあすも一宮  松下

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