ニッケあすも一宮 「11月外部研修」

11月の全体研修は[End of life care]というテーマの下、終末期ケアについて外部研修を行いました。今回の講師は一宮訪問看護連絡協議会より訪問看護ステーション「ちあき」の松田様にお越しいただきました。

様々なデータを基に、社会と医療の関わり、[治す医療]から[治し支える医療]へとシフトしている世の中の流れ等わかりやすく説明してくださいました。  

エンド・オブ・ライフ・ケアの定義としまして、「診断名、健康状態、年齢に関わらず差し迫った生命の最期、あるいはいつかは訪れる最期について考える人が、生が終わる時まで最善の生を生きることができるように支援すること」と教えていただきました。

[人生の終焉に向けてのケア・支援、人生に関する目的の達成をお手伝いする]
これまで松田様が関わられた事例を紹介いただく中で、目の前の方が望む場所でその方らしく生ききること、そのために私たちがどのように関わり、どのように支援すべきなのか、あらためて考えるお時間をいただきました。

「あすもは入居者様にとってのご自宅であり、できうる限り思いのままに生活していただきたい」「自宅と同じくらい心穏やかに暮らしていただきたい」そのために私たちにできることは・・・
入居者の皆様の思いに耳を傾け、家族様や医療機関にもご協力をいただきながら、皆で同じ思いを持ってサポートすることが大切だと感じています。

あすも一宮には58名のご入居者様がいらっしゃいます。
本日に至るまでの道のりが58通りあるように、これから先も58通り…
この研修で得た考え方を深く胸に刻み、入居者様が心豊かに生活できますよう、これからの日々の業務に活かしていきたいと思います。        

記 ニッケあすも一宮 尾関

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