ニッケあすも一宮 「鵜飼観覧」

7月3日にふれあいセンター今伊勢の皆様と一緒に、長良川の鵜飼観覧に行ってまいりました。
まだ明るい日没前に到着、たくさんの舟が川に浮かんでおり賑わっていました。

車椅子でも乗れる「バリアフリー船」に乗り、心地良い風を感じながら鵜飼の行われる場所まで行きます。
すぐ近くに見える川面、船から見上げる岐阜城に入居者様も興奮気味です。
10分ほどで到着すると、周りにも鵜飼待ちの屋形船がたくさん泊まっており、くつろぐ様子が見られました。
あすもの皆様にも特注のお弁当とお茶を配布し、雄大な長良川と緑の山々、まわりの舟を眺めながらのお食事です。天ぷらに出し巻きたまご、きんぴらやポテトサラダ、つくね串、シュウマイなど、「たくさん入ってるね!」と喜ばれました。
「こんないいところで食べると、よりおいしく感じるわ」と更に笑顔です。
食事が終わるころには周りも暗くなり始め、鵜匠の舟がやってきました。
篝火が目印となり、追いかけるように併走します。
ぱちぱちと松明がはぜる音を聞きながら、鵜匠が鵜をあやつります。たくさんの縄の先には鵜が泳ぎ、次から次へと水の中に入り鮎を捕獲する様を間近で見ることが出来ました。

5隻の鵜舟をそれぞれ眺めながら、最後は5隻集まり鵜を追いやり終了となりました。
船頭さんより鵜飼の仕組みなどおもしろく説明があり、初めて知ることも多く、鵜飼を見た後だとより感慨深く聞くことができました。

帰りの車中でも興奮冷めやらぬ様子で皆様口々に「良かったね~」と話されていました。
後半予定していた日程は、先日の豪雨の影響で延期になってしまいましたが、「楽しみが長くつづくね」と言ってくださる方もみえました。

まだまだ復旧作業は大変だとは思いますが、一日も早い鵜飼観覧船の運航を願います。
皆様お疲れ様でした。

記 ニッケあすも一宮  鈴木

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