ニッケ一宮介護村 「避難訓練を行いました。」


先日一宮介護村において避難訓練を実施いたしました。
今回はあすも棟4階にありますガス乾燥器からの出火を想定し、初期消火訓練・通報訓練・避難訓練という流れで行いました。
何気ない日常の午後二時。第一発見者の「火事だー!火事だー!!」という掛け声に続き、館内に火災と避難の必要性を告げる自動音声が流れました。

皆様には事前に避難訓練のご案内はしておりましたが、大きな音声と警告音、非常灯の点滅により、いっきに『非常事態』という雰囲気になりました。
すぐにかけつけ消火器を用いて模擬消火を行う初期消火斑、避難誘導斑の声掛けのもとスムーズに避難される利用者様、点呼をとり責任者へ避難完了の報告をする職員…

それぞれが自身の役割を確認しながら、無事避難を完了することが出来ました。
避難する際、また点呼をとり待機をしている際に、利用者様同士で声を掛け合う姿もみられました。
困った時こそ励ましあい、支えあうとはこういうことなんだなと感じました。

また、あるご入居者様からは次のようなお言葉をいただきました。
『練習で出来ないことややってないことが本番でうまくいくことはないでしょう。だからこそより実践に近く、様々な状況を想定しての練習を重ねる必要があると思いますよ。』
ありがとうございます。まさに仰るとおりだと思います。
火災の発生場所や時間帯によっては避難経路・方法も違いますし、地震や水害のときも変わってきます。
これからも避難訓練・災害訓練を実施する度に、反省や課題の発見を繰り返しいきたいと思います。
皆様、今回は避難訓練にご協力いただきまして誠にありがとうございました。

記 あすも一宮  國友

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