ニッケあすも加古川 「あすも加古川勉強会」


勉強会レジュメ(790kb)


先月に引き続き、職員会議後に勉強会を行いました。
今月は、身体拘束委員会より、高齢者施設においての身体拘束についてです。
委員のメンバーで作成した資料をもとに、身体拘束とは?から始まり、定義、また最後には委員のメンバーによる寸劇にて「スピーチロック」について学ばしてもらいました。

一人の入居者様が、介護職員にトイレに行きたいと訴えて、介助をしようとした矢先、別の入居者様から衣類が見当たらないから一緒に探して欲しいとの訴え・・・さあ、この時、介護職員はどうこたえるのがベストでしょうか?
という内容でした。
①ちょっと待ってください、あとで伺います。
②こちらの方のトイレ介助終わり次第、伺うので、あと5分ほどしてから伺いますね。

正解は②でした。忙しい時でもきちんとあとどのくらいで行けるかお伝えして上で、待っていてもらう。
ほんの少しの丁寧さで聞こえ方や受け方は違うもの。物理的な拘束だけが身体拘束ではなく、普段の私たちの何気ない声掛けが、スピーチロックに繋がってしまっているのではないか?
改めて各々が振り返る事のできたいい時間となりました。

何事も初心を忘れず・・・ですね。

あすも加古川、職員一同、これからもがんばってまいりますので、よろしくお願い致します。

ニッケあすも加古川  坂井

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