ニッケ一宮介護村 「介護相談会」

最近は、一宮介護村の外へ向けての発信の機会が増えてきました。
先月は、近くのコーナンプラザでの介護相談会でしたが、今回は近くの老人会の集まりに参加させて頂いています。

老人会の役員さんからの依頼で、
「近くに、生活面で不安のあるお年寄りが増えてきています。ですがそういった方ほどまだ自分は元気だということで将来的に不安があることを考えない人が多いです。ですが、老人会としては地域としてそういった方たちを支えていかなければなりません。
そういったときにお願いしたいのはどうしても介護保険サービスになる。「まだ元気」と思っているお年寄りに、なるべく抵抗のないように、介護保険サービスを紹介、説明して頂きたいのです。」
という主旨の相談がありました。

同タイミングで、所轄の「地域包括支援センターやすらぎ」さんにもその相談があり、今回、私たち介護村と包括支援センターさんのコラボレーションという形で、介護説明会と相成ったというわけです。

包括支援センターさんとしても、所轄の地域の高齢者に、公平な視点で介護保険利用の知識を広めていきたいということ、介護予防という考えを啓蒙していくのがお仕事でもあります。
地域の相談窓口として、包括がありますよ皆さんに知っていただくことが必要です。
私たちも、今伊勢の皆さんにとって、身近に私たちいること、困ったときに協力させていただくことができるということを伝えたい、そういった思いで今回の相談会に臨みました。
*地域包括支援センターやすらぎさんには、このブログ掲載のこと、写真掲載の件は事前に了承を頂いております。ご協力ありがとうございました。

認知症デイサービスれんげの家で取り組んでいる「シナプソロジー」の「つかみ」で、来場者の心は和みました。
その後、包括さんからの介護保険や市で行っている介護保険外のサービスの説明を行っています。
休憩後にはスライドにて、介護村が現在行っている介護保険事業の説明、そして、地域に向けた活動の内容を説明しています。

「そうか、困ったときはここがあるんだ」という声もありました。
意外と知られていないこともたくさんあることもわかりました。

行政である、包括さんとコラボレーションしたことで、行政と私たち、そして地域とのかかわり方がわかりやすく来場された方には理解して頂けたかな?と思っています。
老人会の役員さんはとてもエネルギッシュで、こういった活動をどんどんやりたい!と力強くお話ししてくださいます。
確かに今回は時間は短かったですが、もっともっと知ってほしいことは多いです。
介護保険サービスには抵抗がある方は元気な方であるほど多い。しかし、私たちが行っていることは抵抗はない、むしろこんなに活き活きとした老後を送ることができる内容の活動を行っているのですと伝えていきたいですね。

一宮に介護村ができて丸5年。6年目を経過中でありますが、いよいよ地域に根差した介護が実現していくことを実感しております。  
今年も8/5に介護村の夏祭りが行われます。8/26には2回目のコーナンプラザでの介護相談会を開催予定になっています。介護相談会は内容を刷新、定期的開催を考えています。
 
「すぐ近くにわたしたちはいます」ということをメッセージとして、今後もこの地域に発信し続けていきます。

介護事業本部 高橋

【掲載画像の無断転用は固くお断りします。】